12月平田クリテC2 詳細

当日はレーススタートまでがめちゃくちゃ寒かった
しかし、ひとたびレースが始まってしまえばそんなことは感じない


<C2スタート>

朝日大学が飛び出していくローリングスタート

バックストレートは風が強く、集団のペースは上がらない
集団前方で位置取りしながら、ローテにも加わる

C2はC3とも違うしC4とは絶対的に違う

何が違うか?それは肌で感じて頂きたい。


序盤の数周は集団でまとまって走る。



ホームストレートは強烈な追い風・・・しかし、集団は風にあおられる場面も何度かあった

鷹組の人やらが前に出て、スピードは上昇


6周回が終わったころ集団が動き出す


バックストレートで2人が逃げる・・・というか前方70mほどを先行している状態になった


ここで、選択


追うか?追わないか?


ワタシの選択は「追う」


しばらくしてホームストレート



4人の逃げが形成される



この時の足にはまだ余裕があった




その次の周回、さらにホームストレートで動きがあった


朝日大学が少し飛び出した

ここで選択


追うか?追わないか?


ワタシの選択は追わない
この選択が間違っていたんだな


バックストレートで捕まえられると思っていた



しかし、その選択の直後、名田さんから



「最後までもたんわ」


名田さんは集団へ戻った


2人で朝日大学の後方200mあたりを走る




一緒に走って居た人も、集団へ戻った


そして、とうとう一人旅(^_^;)



ここで選択

集団へ戻るか、朝日大学へ追いつくか



ワタシの選択はどちらともつかず



おそらく朝日大学を追っていたとしても、これ以上出力を上げてしまっては脚が終わってしまう

ならば、ギリギリのラインでいけるトコまで行ってみたかった

今年最後のレースだし、どこまでやれるか試してみたかった


けれど、一人旅は苦しかった



ジョニーさんから、「あと二周!!頑張れ!!」と声が聞こえた
嬉しかった。ホームストレートは気合が入った。
今回は応援団がたくさん。
他にも無償の応援をしてくれる人が多数。



「追いつけー!!」
とか、
「ラストラスト!!」
とか


めちゃくちゃ嬉しかった。
こんなに応援してもらえるなんて本当にありがたいと考える余裕はあった。
しかし、実際は脚が焼け付いていく様子が分かった。



最後の一周。本当に限界まで絞ってやるつもりで、ペダルを踏んだ。回したではなく、ひたすら踏んだ。
ただ、回転数は上がらなかった。


バックストレート、第3コーナー手前200mくらいでさっき逃げていた人に捕まった

最後のスプリント!




もうスプリントする力はなかった
ダンシングでもがく!・・・やりたかったけどできなかった

ひたすらシッティングだった


後ろから4人に差され、6位



悔しかった



けれど、自分を出し切った感はあった
弱点も分かったし、強みも分かった

客観的に見てくれたジョニーさんの来年のメニューの判断材料になったはずだ




来年への自分の肥やしになった
来年もマシンのようになって、淡々とメニューをこなすだけ
次の平田はC2で暴れたい
そして、勝利を勝ち取りたい
ここで終われないんだ




最後に、応援してくださった皆さんありがとう
家族も初めて見に来てくれて、嬉しかったし、有難かった


娘の声はひときわよく聞こえた
ジョニーさんの近くにいつも居たね
パパはこんなもんじゃ終わらへんで



いろんな選択の中で、失敗と成功があったけど、これが経験値になっていく
話を聞いても理解するのが苦手だけど、経験すると吸収が早いのがワタシの取り柄





2013年、平田も実業団も家庭も淡々と頑張るぞ!
一日一日の積み重ねしかできないのだから。